一人暮らしをするにあたって、普段の料理に必要なお肉をまとめ買いすることが多くなると思うので、近い将来自分が困らないためにも、今のうちから調べてまとめておくことにします。
解凍方法とそれぞれの特徴について
ライフスタイルや必要となる場合が違うと思うので様々なパターンを紹介していきます。
結論から言うと
自然解凍は時間が掛かるが美味しさが損なうことを最小限とした解凍方法
電子レンジは時短ですぐに必要な時に使える解凍方法
冷蔵庫での自然解凍
- メリット
- ドリップを抑えて肉の旨味を残すことが出来る。
- 冷凍庫から冷蔵庫へ移すだけなので手間がかからない。
- デメリット
- 時間が掛かる。肉の大きさにもよるが一晩(8時間以上)必要になる。
自然解凍のやり方
冷凍庫から冷蔵庫へ移動させる。この時、できるだけゆっくりと解凍したいので冷蔵庫の中でも温度の低いチルド室がおすすめです。
肉の種類や大きさにもよるが、解凍時間は200~300gで一晩以上(8時間)
調理方法によりますが、完全に解凍させるのではなく半解凍のほうが包丁が入りやすいので調理がやりやすくなります。
レンジでの解凍
- メリット
- 時間が掛からない。
- デメリット
- 解凍にムラが出来やすい。
- ドリップが出やすいので旨味や品質が損なわれやすい。
電子レンジでの解凍方法
耐熱皿にキッチンペーパーを敷き電子レンジの200Wで上下を返し様子を見ながら解凍していく。
解凍出来たら、キッチンペーパーでドリップをふき取る。
解凍せずに使う場合
ベーコンやウインナー、ひき肉、薄切り肉であれば大きさが小さく炒め物にしてもすぐ火が通るので、解凍せずに使用できます。
ボイルや煮込み料理であっても火が通るので解凍せずに使用できます。
但し、ひき肉をハンバーグとして使用するのであれば、凍ったままだと肉だねとしてまとまらないので解凍してから使用しましょう。
例外として、厚さ2㎝までの冷凍の牛ステーキ肉であれば凍ったまま焼くことが出来ます。
それ以上になると余熱でも中まで温まらないのでお勧めできない。
下の表は厚みに対しての焼き加減と時間の早見表になっています。但し、肉の種類にも違いがあると思うので、過信せず自分の目で確認しましょう。
焼き時間、余熱時間ともに蓋をした状態での加熱時間となっています。
厚み | 表 | 裏 | 余熱 |
1㎝(ミディアムレア) | 1分半 | 1分半 | 2分 |
1㎝(ウェルダン寄り) | 2分 | 2分 | 2分 |
1.5㎝(ミディアムレア) | 2分 | 2分 | 2分 |
2㎝(ブルーレア※) | 2分 | 2分 | 2~5分 |
2㎝(ミディアム) | 強火2分+弱火1分 | 強火2分+弱火1分 | 5分 |
冷凍肉にやってはいけない事
- 解凍した肉を再び冷凍する
- 常温での解凍
上記については、菌の繁殖の恐れがあり衛生的ではないので絶対にしてはいけません。
まとめ
基本的に夕食に使いたいのであれば、前日の晩御飯もしくは、当日の朝御飯の後に解凍したい肉を必要な分だけ冷蔵庫に移して解凍させるのが簡単で良いと思います。
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